カフェで演奏(2013/5/18 8.Cafe)

先週末は藤沢駅前のカフェでムラバンのライヴでした。ここでの演奏は二度目、前回は3月だったので寒かったが、5月ともなるとこのカフェのテラスもいい感じになってきました。ムラバンはライヴハウス以外でも、レストランやバザー(近く幼稚園でもやる予定)などいろんなところで演奏する機会がある。僕にとってもホームグランドの藤沢でライヴをする機会は今まで余り無かったので、8 Cafeでのライヴは大事にしたいところ。この8 Cafeは駅から近いものの通りからは様子が分かりづらいのですが、土曜の我々の居た夕方以降、ほとんど途切れること無く人が入って来る。それも若い人の割合が高い。
 ここでの投げ銭でのライヴ、正直かなり厳しい。
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若い人からはほとんど頂けない。音楽にあまり関心が無いようだ。普段ライヴハウスやイベントなどで演奏していると、聞いてもらうために演奏する側は勿論努力するが、お客さんも興味を持って来てくれているか、少なくとも温かく見守ってくれることが多い。今までにもこういう経験をしたことはあるが、ほぼ満席なのに、目の前のお客さんがほとんど誰も聞いてないという状況、久しぶりに味わいました。一生懸命演奏すればするほど、お客さんが引いていくのが分かる。耳馴染みのいい曲を淡々と流している方が、場の空気が和む。会話が弾む。お店の中が明るくなる。曲が終われば拍手もしてくれる。BGMに徹する。
 まだ2回目。夏がくればテラス席も使って、雰囲気ももっと開放的になるだろうな。しばらくはお客さんの反応を探りながらではあるけれど、ここでの演奏を継続していけば、我々の演奏を楽しみにして来てくれるお客さんも現れるかもしれない。あきらめるのは簡単だが、しばらく頑張ってみよう。
 今回の演奏、いろいろ収穫はありました。何と言っても村上リーダーがアルトからテナーサックスにチェンジしたことでチェさんの歌とのバランスがよくなった。村上さんの節回しはもともとテナーの方が向いていると思ってはいたけど、最初からこんなに馴染むとはびっくりでした。あと、僕の新曲(Balladsのために書いたフォルクローレとジャズのフューズした曲)を試しに(かなり無理矢理気味に)やってみたら、結構面白かった。大竹さんbは直ぐに着いて来てくれると思っていたけど、そのおかげで音楽が回りだした。あまりジャズを意識して書いていなかったのだけど、村上さんのアプローチをきいてやっぱりジャズが底流に流れているな、と自分の曲ながら発見できました。それにチェさんが一生懸命メロディーをスキャットっぽくなぞってくれて、結構いいサウンドになりました。クセになりそうです。
 お店のマスターにはとても気を使っていただいて毎度感謝です。おいしい賄いもありがとうございました。カフェでの演奏、板に付くにはもう少し時間がかかりそうですががんばります。