ムジモンの夏

一昨日、伊勢原カトマンズバールさんでのムジモン+Lilith Rikaジョイントライヴが終了してちょっと一息つけました。この夏、ムジモン(musica das montanhas)はかなり成長しました。

イメージ 1
まずは7/29(土)たまがわ夏祭りでの演奏。
僕は今回で3回目となります。前回は去年、天気に恵まれ夏祭りの強烈な印象を残しましたが、今年はセッティング時からかなり怪しげな雲行きでしたが、リハ中から猛烈に降り出し、雨対応にバタバタしました。会場の方が大きめのテントを多めに用意してくれたのでステージと控えスペースと客席をかろうじて確保。それでも楽器ケースはもちろん楽器も濡れているのか湿気なのかわからないほどにべちゃべちゃ。チューニングも決まらない。大変でしたが、会場担当の皆さんと妙な一体感を持って楽しく演奏させていただきました。しかし、楽器にとってもちょっと過酷すぎでした。炎天下、雨天時などちょっとやばい時にはそういうのに適した機材の準備が必要だなと強く思いました。

イメージ 2
次は、8/6(日)篠笛奏者もりぶさんの篠笛発表会(秦野堀川公民館)にゲストで呼んでいただきました。ステージでしっかりと1ステージ演奏させていただきました。最近レストランやバーなどでの演奏が多かったので、ホールステージは久々、というかムジモンでは初?ということで最初はミカコさんの表情も硬かったですが、次第にいつもの調子が出てきました。演奏としてはバランス良く良い感じにアンサンブルできました。篠笛教室の皆さんはじめお客様方にとても熱心に聞いていただきました。また我々の演奏を目当てにお越しくださった方もいらして、とても嬉しかったです。最後には篠笛教室の皆さんとの合奏にも加えていただきました。楽しい時間でした。終演後、夜はミカコさん、もりぶさん別件ライヴがあったので、東海大学前の行きつけのお店に寄り、チェロの大竹さんと差しでじっくりと語らいました。

そして8/11(金)山の日、カトマンズバールにてLilith Rikaさんとのコラボレーション・ライヴ。
この日のために前もってリハーサルをして曲と舞のイメージのすり合わせて、舞を重ねる曲を選んでもらいました。Rikaさんは何度か我々のライヴに来てくれていたのですが、とはいえあの曲、この曲、と我々のオリジナル曲をとてもよく覚えてくれていてとてもびっくりしました。舞が重なると音だけでは成し得ない世界が広がって、観るものに創造的な刺激を振りまきます。というわけで演奏にも熱がこもります。当日は、Rikaさん、さらに曲のイメージを膨らまして、衣装や小物をたくさん用意してくださり、曲ごとに違う表情、世界を見せてくれました。今回のライヴ、SNSでライヴ情報を公開したのその日に予約で満席となってしまい、たくさんのお客様からのお問い合わせを断らなければならず、大変申し訳ありませんでした。我々の目指す表現、山々を渡る風、川の音、自然と音楽と舞、お越しいただいたお客様にはきっととても喜んでいただけたのではないかと思います。最後の「danza del campo」(草原のダンス)ではRikaさんに誘われてお客様みな自由に舞う、びっくりするような事態になりました。終演後、お客様から「ずっと聞いていたい音楽でした。」と言っていただけてこちらも感激しました。ありがとうございました。このコラボライヴ、カトマンズバールのラマさんの企画だったそうで、素晴らしい盛り上がりにとても喜んでくれました。美味しい賄いもありがとうございました。演奏のことなど大竹さんのブログに詳しいです。是非読んでください。彼のチェロは本当によく歌うが、文章も雄弁だ。
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 6
イメージ 7
イメージ 8
イメージ 9
イメージ 5