富士山麓

この土日はライヴは無かったのですが、やたら慌ただしく過ぎていきました。

3/23(土)は朝から近所の音楽教室を借りてリハ。初めて一緒に音を出すので、どんな感じになるか互いに手探りしながらでしたが、だんだんとやりたいことがわかってきたので、もう少し準備期間を経てから演奏活動を開始しようと思います。そのときまで内緒・・・

午後からは、来週末に開催予定の母校吹奏楽部の定期演奏会に十数年ぶりに出ることになったのでそのためのリハ(というより練習でしたね)。吹奏楽とビックバンドの掛け合いというちょっと変わった曲です。ビックバンドのリズム隊に呼んでいただきました。なんだかちょっと変わった曲ですが、母校の現役生(吹奏楽)とOB(ビックバンド)と一緒に演奏するというだけで幸せな気持ちです。実は親子対決でもあります。無様なことはできませぬ!

夕方からは、高校時代のクラスの仲間とプチクラス会。楽しかった!結局終電近くまで呑んでしまいました。

3/24(日)は予報では曇りで夕方から雨でしたが、朝から薄曇り、何となく天気が持ちそう、ということになり、急遽お出かけ(娘は部活)。ちょっと前に息子が「樹海を見たい」と言っていたので、青木ヶ原樹海へ。家を出たのが11時前でしたが、東名で御殿場IC、富士五湖道路で河口湖IC、12時半には青木ヶ原のそばまで来ました。雲は多かったですが富士山の勇姿しっかり拝めました。鳴沢道の駅で昼食。ここには鉱石ミュージアムという無料の施設があって様々な原石から加工品までの展示と販売をしていました。富士山の成り立ちなどの資料も少しありましたが、ちょっと幼稚で中身は物足りませんでした。道の駅では昼食(お焼きとちらし寿司)の他に土産物や夕飯用の野菜やほうとうなど随分買い込みました。
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青木ヶ原樹海といえば、自殺の名所じゃなかった、風穴、氷穴。まず富岳風穴へ行きました。風穴とは流れていた溶岩の表面近くが冷えて流動性が低くなり、内部のまだ高温の溶岩が流れてできた穴、氷穴は溶岩が固まる時抜けたガスがたまってできた穴、とのこと。風穴の中は結構広くて、岩から滲み出た水があちこちで凍ってました。寒い、寒い。江戸時代には江戸の貴重な製氷機だったとのこと。
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風穴から青木ヶ原樹海の中を巡る東海自然歩道を20分ほど歩いて、鳴沢氷穴へ。自然歩道はいかにも溶岩が固まってできた石がゴロゴロしていて歩き難い。ですが原生林の中の奇石や、どうしてそんな形になったのか不思議な折れ曲がった木など見ながらで、結構楽しめます。息子は「マイナスイオンたっぷり吸収!」とご満悦。青木ヶ原樹海の入り口にはやっぱり自殺を思いとどまらせる看板もあった・・・
 鳴沢氷穴は、富岳風穴に比べると入り口こそ広いですが、途中、かがんでも窮屈なほど狭い場所をくくり抜けていかなければ行けませんでした。見学者が渋滞すると結構つらい。一番奥の方に祠があって、洞窟は細く狭くなり暗闇に消えています。そして案内板には、「この洞窟は以前から江の島まで通じていると言われており・・・」そうそう、江の島の岩屋洞窟にもそんなことが書いてあったような気がする。あり得ないが、夢がかき立てられ、おもしろい。
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鳴沢氷穴から国道沿いに富岳風穴まで戻り、車で西湖沿いをドライブ。人が少なくてのどかで静か。河口湖まで戻り、ここから富士山めがけてドライブ。息子のもう一つのリクエストは富士山5合目。しかし残念ながらまだ4合目までしか開通していませんでした。4合目といっても標高2020m、駐車場周辺にはまだまだ雪が残っています。それにしても間髪入れずに大型観光バスが上って来る。ほとんどは中国人観光客だった。それはともかく、雲海を見下ろす光景はなかなかのものでした。雲海に浮かぶ南アルプス、そして遠くには大好きな八ヶ岳のシルエットも。
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帰り道はあちこち渋滞していましたが回避しながら19時帰宅。楽しい休日でした。と、終わる予定で下がそのあと大変なことに、娘の飼っているセキセイインコの具合が悪くなり、車で動物病院の救急に駆け込みました。インコはとりあえず急場を凌ぎましたが大事を取って入院。帰宅して夕食をとったのは22時半をまわっていました。いろいろあった長い一日でした。