安曇野~芦安~山中湖(1)

10月下旬、紅葉を求めて安曇野~芦安~山中湖と巡ってきました。
昨夏訪れた安曇野。美しい山並み、清らかな湧き水の豊かな山里・・・しかし安曇野は標高は低く、山に囲まれた盆地の為、暑かった!紅葉のシーズンはどうだろう?と期待して行きました。

出発が少し遅れてしまい、また圏央道高尾山~中央道大月JCあたりで混雑していたのでどうなるかと心配したのですが、思いのほかその後は順調に進み、長野自動車道に入り安曇野ICで降りて、昼過ぎに安曇野市池田町まで来ました。そして北アルプス有明山を正面に臨む傾斜地にある、昨夏も行った地元で有名なお蕎麦屋さん「かたせ」にまた来ました。丁度新蕎麦になったばかりとのこと。天ザルをいただきました。ここは季節のものをなんでも天ぷらにするそうですが、今回はコスモスがありました。香りが良くておいしかったです。蕎麦は塩を付けて頂くと、実に蕎麦の味わいが際立ちおいしかったです。昼食後、ここから比較的近くにある「七色大カエデ」を見に行きました。ご覧のように一本の大カエデなのに、様々な色合いにでまさに七色のカエデでした。まわりには特に他にないのですが、存在感のある大カエデだけでも充分満たされました。
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山里の道を南に下っていくと斜面にそこだけ黄色く炎が上がっているかのようなイチョウが見えてきました。長福寺の大イチョウで青空とイチョウの黄色とカエデの赤のコントラストが美しかったです。さらに南に下り、池田町立美術館(北アルプス展望美術館)に来ました。昨夏は美術館には入らずに眺望のみ楽しませてもらいましたが、今回は入館してみました。信濃美術館の出張展示があり、北アルプスの描いた絵画を鑑賞しました。作者を忘れてしまいましたが、新緑の微妙な色合いの緑色で一面覆われた山里の絵画が素晴らしかったです。常設展も鑑賞しました。その中でも山下大五郎の描く繊細な色彩で迫力ある北アルプス(特に有明山がよく描かれていた)が印象的でした。プロフィールを読むと、山下大五郎画伯は神奈川県藤沢市出身とあり、安曇野が気に入って10年ほど通い詰めて沢山描いたそうです。気になって後で調べてみたら、なんと僕の高校の第1回生、大々先輩でした。下の写真は美術館の売店で買った複写画、タイトルは「緑の風」、僕のBalladsの1枚目のCDの1曲目、Balladsのテーマ曲的な代表曲「Viento Verde」(緑の風)と同じでした!で、これを即、買いました!美術館を出ると丁度陽が北アルプスに沈んだところでした。いそいで穂高温泉郷の宿に向かいました。
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(つづく)