信州行(2)

初めての安曇野、宿はどこにするか?なにしろ思った以上に安曇野のエリアは広くてとまどった。何故持っていたのか不思議だが10年前の「るるぶ 安曇野・松本・白馬」が家にあり、それを頼りに安曇野IC付近で素朴そうなところを探した。何しろ10年前の情報で探したので今もあるのか分からず、インターネットでHPも合わせて探した。お盆の時期なので繁忙期料金を設定していたりすると高いところが多い。で、ログハウスで繁忙期料金の設定が無くてこじんまりした「ろっじ安曇野遊人」に行き着きました。HPはあるもののあまり更新されておらず、また一人3000円の予約金も掛かるのでちょっと「?」もありましたが、電話口の向こうから気さくな感じが伝わってきました。たった4室しかなく、7月の終わりに予約したのに幸運にも空いていて、思い切って決めました。実際に辿り着いてみると、深い雑木林の中の一本道を北アルプスに向かってちょっと登ったところにある実に素敵なログハウスでした。
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写真のパラソルの下で夕食前に少しギターを弾いたりしました。ログハウス、雑木林に囲まれてギターの音色がいつも以上に良い気がした。4組しか宿泊者が居ないのでとてもアットホームで、余計な飾り気も無くくつろげます。ご家族(ご主人・奥さん・帰省中の大学生の娘さん・高校生の息子さん)で切り盛りされていて、お子さんの年齢など我が家と近く、そして部活などとても似た経歴だったこともあり妙に親近感を覚えました。とてもしっかりした娘さんで、女房はとても感心していました。明るくて気配り上手な奥さんと、一見無口で強面ですが何とも言えない親しみを感じるご主人さん(残念ながら息子さんの顔は見ていない)、食事は地元の食材をふんだんに使った家庭料理風で量もちょうど良くおいしいし、気取っていなくてとてもいい。すっかりファンになりました。ちょくちょく来るにはちょっと遠いですが、必ずまた遊人さんを訪ねたいと思いました。
(続く)